覚えてますか? あの日はこの桜吹雪の中を二人で歩いたよね。 小さな私に、笑いながら歩幅を合わせてくれたアナタ。 繋いだ手の温もりが、嬉しかった。 その手を放さずにいれば、今も一緒にいられたかな。 ゴメンなさい…。 あの時はまだ子供だったから。 気持ちに気付くのが遅かったの。 今なら言えるよ。 アナタが好き。 アレから三度目の春を迎えて、また思い出の中のアナタが遠くなる。 でも、私は忘れないよ。 アナタとの約束だって覚えている。 一日だって忘れた日はないの。 そして。 アリガトウ。――― 私を好きになってくれて。 キレイな思い出を、アリガトウ。 勝気で笑ってくれた アナタが好き。 優しいコトバをくれた アナタが好き。 側にいてくれた アナタが好き。 私を見てくれた アナタが好き。 どうか見守っていて下さい。 私は強くなるから。 もう泣かないように。 アナタが好きだって言ってくれた笑顔でいたいから。 笑顔も涙も、全てをアナタに。 大好きなアナタに…。 × × × × × × × × × × 桜が散っているのを見て、思いついた物です。 名前変換一切なし。(ドリームじゃないし) 悲恋風味で書いてみました。 お相手は、特定しませんので、好きな人を思い浮かべて下さい。 |