竜ちゃん・素敵に無敵!



竜 「こんにゃちわ〜。 二葉竜です。」

竜 「今日は、"忙しい"が口癖になっていて、対談する時間もない管理人に代わって、ボクが勝手にコーナーを始めちゃいます。」

竜 「その名も、"竜ちゃん・素敵に無敵!"。 ちゃんと、ついて来いにょ!」

竜 「んじゃ、体育館に行ってみよーっ! と炎が、まだ練習してるはず。 ちょっと、炎に聞きたい事があるんだよにゃ〜。」

体育館に到着。

竜 「ん?」

竜 「あれ、練習終わり?」

竜の声に、樋口が気付く。

樋口 「終わったばっかやで。 どしたん?」

モップ掛けをしている樋口に、ちょいちょいと手招き。

首を傾げながらも、竜に呼ばれるまま体育館の外へ。

竜 「炎ってさ、大阪にいたんだにょ?」

樋口 「そやで。 今更それがどしたん?」

炎をじっと見て、にっこり笑う竜。

樋口 「気色悪いわ… 何もないねんなら行くで?」

竜 「"Bスタ"。」

ぴくっと、眉を動かす樋口。

竜 「"ボーイズ・クエスト"。」

樋口がゆっくりと振り返った。

竜 「"チェリオ!"。」

樋口はめずらしく慌てている。

樋口 「…何なん? 関係者?」

竜は、にっこりと笑う。

竜 「にゃっぱり☆ Bスタの炎くんだーっ♪ ビンゴ!」

ガッツポーズをする竜に溜息を吐いて、樋口は前髪をかき上げた。

樋口 「んで、どないしたいん?」

竜 「ううん、別に。 気になったから、確認しておきたかっただけだにょ☆」

竜 「ボクね、Bスタ大好きなんだ♪ みんな可愛いよね!」

樋口 「Gスタの……… "ブルーベリー・チーズ"、おったな?」

竜 「ビンゴ♪」

樋口は大きく息を吐く。

樋口 「もう、焦ったわ。 とりあえず、内緒な?」

竜 「ん! 炎がまさか、大阪の"Boys スタジオ"の 子供アイドルグループだったなんて事は、誰にも言わないにょ☆」

樋口 「声、でかいわ!」

竜 「地元のテレビには、結構引っ張りダコだったよね。 人気あったもんにゃ〜。」

樋口 「………。 /// 」

竜 「にゃははっ☆ 照れてるーっ! 可愛いーっv」

樋口 「うっさいわ!」

竜 「Hyper HopBeat の聖くんでしょ、 HipHop の龍くんでしょ、 E-Style の彬くんでしょ、 マインド・ブレイクの裕也くんに、Love Rain の慶太くん、 Navy Cloud の亮太くん! 皆元気?」

樋口 「…俺のグループキライやった? 名前が出ん。」

竜 「ううん、一番好き☆ 炎くんが一番好きだったにょv 元気そうだから、聞かなかった。」

樋口 「あ、そ。」

樋口 「俺も聞くけど、Gスタ ベリーの竜ちゃん、元気やったん?」

竜 「ん! ………あ。」

樋口 「ん?」

振り返る。

藤真 「ひ〜ぐ〜ち〜…(怒)」

樋口 「な、何や?」

藤真 「さぼるな! が一人で、モップ掛けしてるじゃないか!」

樋口 「あ、しもうた! ちゃん〜!」

慌しく、樋口退場。

竜 「もう、邪魔しちゃだめよ、ボス。 いい所だったのに。」

藤真 「はぁ。 二葉もちょろちょろしてないで、いい加減バスケ部に入部したらどうだ?」

竜 「考えとくにょ☆」

溜息と共に、藤真退場。

竜 「…今度、炎に踊ってもらおう♪」

二葉 竜。

本日の収穫。

樋口の過去。

以上。



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