「すごいねー、二人とも。」



 ぱちぱちと、手を叩く音。

 流川と仙道が視線を移した。

チャン…」

 仙道が首を傾げる。

「どーも。 お褒めに預かり光栄です。」

 と、小さく頭を下げる。

「二人で練習なんて、仲がいいんですね。」

 にこりと笑うに、仙道が首を竦める。

「コイツに捕まったんだよ。 いきなり、勝負しろって。 な、流川。」

 肘で小突かれて、流川が眉を寄せる。

「…もう一本。 勝負しようぜ。」

 と、仙道を見上げた。

 突然の申し出に驚きながらも、仙道は細く笑った。

「中々タフだな。 いいぜ、来いよ。」

 ベンチに座って、二人の勝負の行く末を見守る

 何か忘れているのは、きっと気のせいではない。





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エンディング『仙道 vs 流川』です。

Game over

藤真先輩のもとへたどり着けるように、レッツ・トライ!


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