どうも、こんにちわ!

バスケ部マネージャー・です!!

今日は、神奈川の王者・海南大付属高校にお邪魔してます!

前回、翔陽で失敗しましたので、今回は気合を入れて頑張りたいと…

「何か用かな、ちゃん?」

 ぎっく〜んっ!

 ゆっくりと振り返ってみると、神奈川の得点王、3Pシューター・神宗一郎さんが笑っていました。

 何て腹黒そうな笑顔でしょう、皆彼に騙されています!

「何か言った?」

 背筋が凍るような笑顔、これこそ本性ですね。

「な、何も!!!」

 本気で否定してしまいました。

 この人と一緒にいると、絶対に長生きでしない気がします。

「翔陽に視察に行ったみたいだね。 次は、海南なのかな?」

 はい、ばっちり読まれてます。

 全身を、冷や汗が大量に流れました。

「神さん… 何故ここに?」

 恐る恐る訊ねてみると、何故か怖い笑顔が返って来て。

「だって、他の学校のマネージャーがスパイに来てるんだもん、気になるでしょ?」

「…ごめんなさい、帰ります。」

 今日は諦めようかと、本当に思いました。

「あ、体育館は逆方向だよ。」

 神さん… 貴方は私の味方をしてくれるのですか?

 とりあえず、体育館の方に行きましょうか。



「ていっ!」

 体育館のドアから中をそっと覗くと、丁度野猿君がダンクを決めた所でした。

 お〜。

 真面目にバスケだけしてれば、中々カッコいいのに…って、あわわ〜。

「…何か用か、?」

 あちゃ〜、バレちゃいました。

 いつも神さんや牧さんといるからわからないけど、野猿クン中々背が高いです。

 だから、見下されて睨まれると怖いです…。

 たじろいでいる私を助けてくれたのは、キャプテンの牧さんでした。

「清田、練習中だ!!」

「あ、すんませんっ!!」

 尊敬するキャプテンに怒鳴られて、野猿クン慌てて練習に戻りました。

 そうそう。

 練習を続けたまえ。

 海南のデータは、ばっちり頂くでございます☆

 おぉ。

 牧さんと目が合ってしまいました。

 う〜ん、全然まったく気にしてませんね。

 泉沢なんて眼中にないと言う事でしょうか?

 ちょっと悔しかったので、ジャージを隠してやりました。

 きっと見つけるのに苦労しますね。

 だって、女子トイレに置いて来たもんv

 きゃ、ってばやるぅ♪

 小一時間くらい、練習を覗き見ていました。

 流石は王者海南です。

 この間行った翔陽もそうでしたが、練習に打ち込む気合が違いますね。

 私のこの視察日記があれば、も両校に並ぶ実力をつける事でしょう。

 ふっふっふ… 私ってば素晴らしいマネージャーですね!





「…何コレ?」

 日記を書き終えて、そのまま机に突っ伏して眠る

 毛布を掛けてやって、日記らしき物に目が付いたので読んで見た。

 の母は、眠っている娘に目をやった。

「…この子、大丈夫かしら?」

 時々にやにやしながら、涎を垂らしながら眠るに、母は本気で心配をした。



× × × × × × × × × ×



 視察日記、海南編です。

 前作の翔陽より、おふざけが増してます。

 こんなんがマネージャーで、大丈夫か、?(笑)

 ギャグですので、笑ってくれると嬉しいです。

 湘北編、陵南編も書きたいですね。
 



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