「おばさんに貸したままだったかな…?」



 隣にある、幼なじみの家を訪ねる。

「ねー、宗ちゃん。」

 ガラッと、いつものように窓から顔を覗かせると。

「ぎゃーっ!!!」

 悲鳴が上がった。

 幼なじみの神ではない。

「あれ? 清田くん?」

 は首を傾げた。

「あ、ちゃんっ! 脅かさないでくれよ!!」

 そう抗議する清田は涙目である。

「? 何してたの?」

 が首を傾げた。

「あはは。 ノブとビデオを見てたんだよ。 一緒に見る? 怖いやつだけど…」

 神のお誘い…





あ、見たい…



ダメダメ…





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